言語・科学哲学・宗教

我々は言語、ことばによって世界を理解している。

ことばのない世界は人間にとって「無」でしかない。

私は、ことばで考えなければ人間ではないと思う。

ただし「ヒト」ではあるかもしれない。

 

ことば。そこから文化が生まれる。思想が生まれ、哲学となり、宗教や科学となるのだ。

ここで注意しておきたい。宗教と科学は対立するものではないというのが、私の考えだ。むしろそれらは世界に対する理解の見方の違いである。

たとえば(これはまだ言われていないことだが)、道元の「諸法実相」に対する解釈は、南部陽一郎の「自発的対称の破れ」と似ている。